BA成功事例集

第64回 システムの目的は使うこと

・利用者にとって、情報システムは使うために存在するのであって、作ることが目的ではありません。 システムの価値は使い方できまることは何度も強調してきました。 どんな高度なシステムもどんな高価なシステムも、使いこなさなければ価値が生まれません。 同じシステムでも使い方によってその価値には大きな差が生まれます。 使えば使うほど新しい価値が生まれ、使うことによってまた新しい発想が生まれ、システムが生まれます。

・新しい経営概念や高度な処理モデルなどを駆使したビジネスシステムの導入が情報化の最先端であるかのような議論を見かけることがありますが、それは全く事実と異なります。 自分たちが持つ問題を解決できるシステムが最も貴重なのであって、そこに使われている技術やモデルの新しさや技術的高度性とは関係ありません。 システムの目的は使うことであり、それによって問題を解決する、または問題解決の支援ができることです。 システムは利用者にとって使い易いことが重要です。 使い易いということは、人間の自然な思考や判断によって容易かつ柔軟に使えることであり、多様な利用が可能なことです。 利用者のやりたいことが容易にできること、必要な情報が即座に入手できること、必要な情報の必要な加工を即座に実行できること、必要な情報を必要な相手に即座に伝達できることなどです。

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